2022 我が家のシリケンイモリ

5月

かなり間が空いてしまいましたが、みんな元気に過ごしています。
夏場と冬場の四季を超えながら1年過ごしました。
室内で温度も15~25℃を保っているので冬眠はしていません。

ケージ内の中に直接水を張っていましたが、手入れが大変なのとほぼ陸で過ごしているのでケージ内に水を入れられるケースを用意しました。
もともとはGEXか何かの大型爬虫類用の水飲み場を流用しています。
その上にキッチンペーパーを載せています。これはイモリたちが底で滑っているのが見受けられたので、滑り止め代わりです。

エサはレプトミンスーパーを5~7日に1回あげるようにしました。拒食のようなこともありません。

本当は水深のある水辺があるとアカハラみたく潜ることもあるかもしれないので、そこらへんも用意出来たらベストなのですが。

お引越し

二匹になってグラステラリウムナノでは手狭になったのでお引越ししました。

引っ越し水槽

グラステラリウムナノ → よくわからない中華製のケージ

今までの問題点

  • 小さい
  • 糞が見え辛い

20cm水槽だったので小さかったです。
底砂に*1を使っていて、糞が見え辛かったので次は辞めようと。

ケージ候補

各社から爬虫類系のケージは出ていますが、最終的に必要だった要素です。

  • 横から蓋が開く(これは絶対に付いていてほしい)
  • 高さ30cm以下
  • 幅50~60cm
  • 白色などの糞が分かりやすい色
  • 出来るだけ軽い

こうなるとよく知られている商品には一部しか要素を含まないものばかりです。
特に横から蓋が開く形状のケージでサイズ展開が豊富なのは、ほぼグラステラリウム一択でした。
グラステラリウムナノを使っていたので、当初はこのシリーズから大きいサイズに乗り換えようと考えていたのですが、高さが少し高いことと値段が張るのでもう少し調べてみることにしました。

不安ながらも中華製のケージを購入

取次店はOMEMというところで、ケージはOEMで発注出来そうな名前の無い爬虫類系のケージにしました。
でもこれが意外と良かったです。

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*1:珪砂、黒や茶系の色がある石

シリケンイモリの拒食

拒食については調べるとよく出てくるのですが、限界になったら何でも食べるとか、個体差があるとか様々で、具体的な内容が無かったので書いてみることにしました。

2021春 飼育環境

  • 水槽:グラステラリウムナノ
  • 底砂:珪砂
  • レイアウト石:気孔石2個
  • レイアウト:素焼き土管1個
  • 水と陸:陸70%(底砂でゆるやかな坂を作り、水を張った)
  • 水:カルキを抜いて3cmほど張った
  • 水換え頻度:週に1,2回
  • 温度:20度前後

食べなかった・食べた餌

与えた順になっています。

食べなかった餌

  1. 人工飼料
  2. たまたま近くで捕まえた小さい蛾
  3. メダカ
  4. 乾燥赤虫
  5. 冷凍赤虫(これを食べなかったので、かなり焦った)

食べた餌

  1. ミルワーム
  2. ミナミヌマエビ

1週間目

  • ピンセット:有
  • 餌:レプトミンスーパー

鼻を近づけてパクっといきそうで・・・どこかに行ってしまう。
そんな繰り返しでした。
環境に慣れていないことが考えられたので、あまり介入せずにしておきました。

2週間目

  • ピンセット:無
  • 餌:レプトミンスーパー

今度は置き餌としてやってみました。
鼻を近づけるなら置いておけば食べるだろうと。
ですが食べませんでした。


  • ピンセット:有
  • 餌:小さい蛾

生餌が見つかったので与えてみましたが、やはり鼻を近付けるだけで食べず。

3週目

  • ピンセット:有
  • 餌:レプトミンスーパー

少し時間を空けてから再開してみました。
やはり食べず。


  • ピンセット:有
  • 餌:メダカ

Youtubeでメダカを食べている動画があったので、水地に泳がせたりピンセットから与えてみましたが食べず。
動画では皿に入って小さかったので捕まえやすかったのだと思います。
でも良いことも分かりました。
メダカなどを泳がせておくと、それに目掛けて歩いたりしていたので、運動不足解消と遊び相手として丁度よさそうです。


  • ピンセット:有
  • 餌:乾燥赤虫

見向きもせず。

4週目

この頃はかなり焦りがありました。

  • ピンセット:有・無
  • 餌:冷凍赤虫

調べると冷凍赤虫ならほぼ絶対に食べるなんてありましたが、食べませんでした。
ピンセット給餌が悪いのかと思い、別ケースにイモリと一緒に移してしばらく置いておいても、食べず!
そして生餌を買うことに。


食べました。すごい勢いで食べました。
初めから買っておけば良かったのですが、コオロギは管理が大変だしデュビアは家に持ち込みたくないし、出来れば避けたかったです。
ミルワームは動きも遅いし、かなり慣れました。

その後1

ひとまずミルワームをメインで与えています。
でも栄養価を見るとカルシウムが不足してしまうので、別の餌に切り替え中です。
以前買っておいた*1を与えてみたら食いついていたので、虫がそのまま乾燥されているタイプが良いのかもしれません。

切り替え予定の餌

  • バグプレミアム(ミズアブの幼虫を乾燥させたもの)
  • ひかりFD ビタミン 川エビ
  • たまにミナミヌマエビ
  • ワラジムシ(近くに売ってないので、もし見つけたら)

ただ寄生虫が居ると危ないので、野生の虫は食べさせないつもりではいます。
それまでの繋ぎに(あるいはバグプレミアムを食べなかったときに)ダスティングかガットローディングして、ミルワームをメインにしようと思います。

その後2

あれから週に1~2回のペースで餌を試していました。
期待していたバグプレミアムは2匹とも食べませんでしたので、乾燥エビ同様に乾燥系は好みではなさそうです。(ふやかしてトライしてみましたが食べず)
それと以前レオパゲルも買って冷蔵庫に入れたまま忘れていたので、給餌してみましたら食い付きが良かったので、こちらに切り替えていこうと調整中です。

食べた餌

  • レオパゲル
  • イモリの餌(しぶしぶ食べた感じ)

その後3

レオパゲルを食べた後、糞の水分量がかなり多い個体が居たので、バグレミアムに再挑戦しました。
ふやかし方を変えて、ただ水に浮かせておくだけでなく、少し潰して中に水が浸透させた状態にしておくと食べてくれました。
たぶん乾燥エビも同じ要領で食べてくれるんじゃないのかなと思っていますので、次回は食べさせてみようかと思います。

食べた餌

  • バグプレミアム

その後4

バグプレミアムを順調に食べてくれるようになりました。
レプトミンスーパーはどうかなと思い、試してみたところ食いつきが良かったので、併用でいこうかなと思います。
それと前回に続いて乾燥エビもチャレンジしたのですが、個体によっては食べませんでした。
栄養のためには1回の給仕で別の餌と併用した方が健康でしょうか。

食べた餌

  • バグプレミアム
  • 乾燥エビ
  • レプトミンスーパー

2022夏 +α

このページにアクセスが少しあるので、現在どうなったのか書きます。
餌はレプトミンスーパーに絞り、1週間に1回与えて元気に過ごしています。
レプトミンスーパーに絞っている理由は、糞が固まって排出されるため掃除がしやすいことと、他の餌よりも食いつきが段違いだということです。

ここから気が付いたことなのですが、餌をあげる頻度についてです。だいたい1週間に2,3回という情報があります。(中には1日1餌という情報もありますが...)
情報通りに2,3回あげていたのですが、ある日ふと掃除後に餌をあげわすれていたら糞をするんですね、そこで少し餌をあげないで暫く待ってみると再び糞をする。
ということは排泄が追い付いていない可能性が高く、いわゆる餌を与えすぎている状態が少しずつ蓄積されている。そのうち餌の与えすぎで死んでしまうと。
たぶん、世で言う与えすぎ死をやってしまうところでした。

これを回避するには1週間に2,3回与えたら、暫くは全部or8割排出されるのを待ってから次の給仕を行うか、清く1週間に1回程度に留めておくとお腹に溜まらずに良いかと思っています。

ちなみに糞は水替えなどの掃除後にすることが多いので、それを目安にすると糞の回数を数えやすいです。

2022/10

うちのシリケンイモリは3匹居るのですが、そのうちの1匹がいつものレプトミンスーパーを食べなくなりました。
買ってきたときから他のシリケンイモリよりもトロくて、性格とか年齢とかあるのかなと思っていたのですが、それでも餌は元気に食べていました。

まあ、ここはあんまり落ち込まず冷静に。
生餌のミルワームを買ってきて与えてみると、無事に食べたのでチャンチャンといったところです。
前回の知識が活かせました。
逆に普段生餌を与えてて食べなくなった場合は、どうしたらいいのだろう?

2023/02

今年もそろそろ冬が終わりそうです。
前回の食欲不振からは特に何もなく、健康に過ごしています。
前年度の冬はずっとエアコンをつけっぱなしの環境でしたが、今年は寝るときに消していました。
もしかしたら悪い影響が出るかもしれないと思っていましたが、そんなことはなく元気に過ごしているようです。
エアコンを付けていないときの温度は10~15度くらいです。
そういえば、エアコンを付けていても水辺にはあまり入っていないですね。
エアコン使用時の湿度計は60%くらいなので、乾燥していたときはもっと低かったような気も。
温度と湿度とイモリの観察も子供の自由研究みたく、やってみようかな。

*1:乾燥エビ、でもすぐに離してしまった。少し水でふやかして再トライ中。

2021 我が家のシリケンイモリ

4月

シリケンイモリ(名前:ロック)をお迎え。
その後1か月間拒食

活発派。
写真は5月末のもの。

5月

新しいシリケンイモリ(名前:コマちゃん)をお迎え。
冷凍赤虫をモリモリ食べる。 ケージが手狭になったのでお引越し。

慎重派。

6月

食欲も旺盛で元気一杯。
お腹が空いているとガラスの縁に寄って来るようになりました。